64bit版MinGWとMSYS最新版のインストールが完了すれば、あとは環境変数の設定を残すのみ……のはずだが、現在公開されているパッケージにはいくつか問題がある。 1つは、MSYSに収録されているターミナルエミュレータ「rxvt」の問題。64bit版Windows 7でスタートメニューから起動(MSYSに同梱のバッチファイルを使用)すると、例外コード0xc0000142を発するというもので、MSYSだけでなくCygwinやCoLinuxでも同様の事例が報告されている。現在のところ回避策はなく、コマンドプロンプトを使用するしかないようだ。 もう1つは、64bit版MinGWに収録されたコマンドに、長い接頭辞が付いていること。たとえばgccは「x86_64-w64-mingw32-gcc.exe」といった具合になるため、リネームの作業が必要になる。シェルスクリプトを用意するほどの量でもないた
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