GyaimはMacRubyで作られたIME(入力システム)。 GyaimはMac OSX用Ruby製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。Mac OSXにはRubyが標準で入っている。そしてさらにコミュニティベースではMacRubyというRuby実行環境も開発されている。これらを使えばMac OSXアプリをRubyで開発することだって出来るのだ。 入力中の画面 だが実際どのようなものができるのはソフトウェアを見てみないと実感が湧かないかも知れない。そこで見て触ってソースコードを見てほしいのがGyaim、MacRuby製のIMEだ。作者はあのPOBoxの開発で知られる増井 俊之氏だ。 Gyaimは数百行のコード量で作られている日本語IMEだ。Gyaimに切り替えた後、ローマ字で入力していくとポップアップウィンドウに変換候補が表示されていく。ここから選んでいくだけだ。次の入力からは先
pywinautoはPythonを使ってWindowsアプリケーションを自動操作するライブラリ。 pywinautoはPython製/Windows用のオープンソース・ソフトウェア。コンピュータは繰り返し作業するようなものや定型作業を自動化するのが得意なのだが、デスクトップ等ではGUIになっておりマウスを使った操作が多いために自動操作がしづらい。 メモ帳を開いて入力した所 だが日常業務を行っている中で、同じ操作を繰り返し行うことは多々ある。WSHのようなWindowsと親和性の高いスクリプトを使っても良いが、 Pythonのが使いやすいという方はpywinautoを使ってみるといいだろう。 pywinautoはPythonを使ってWindowsのGUIアプリケーションを操作できるライブラリだ。Pythonの対話型インタフェースを使って、アプリケーションを起動してメニューを辿ってボタンを押し
NpackdはWindows用のソフトウェアインストール/アンインストール管理フロントエンド。 NpackdはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。iPhoneが成功した背景の一つにApp Storeの存在がある。これまでのPCでは各開発者が自由にソフトウェアを配布していたが、それを一カ所に集積した。これにより利用者の利便性があがり、結果として収益性が大きく向上した。 ソフトウェア一覧 同様の試みは他社のスマートフォンはもとより、Mac App StoreとしてPCの領域にまで踏み込んできている。Windowsでもアプリストア開設の話も出てきているくらいだ。そんなアプリストアを先取りして提供するのがNpackdだ。 NpackdはWindows用のアプリケーション管理ソフトウェアだ。起動すると実に多くのソフトウェアが一覧で表示される。一部Microsoft Core XML Se
jsDAVはJavaScript製/node.js用のオープンソース・ソフトウェア。今ひとつ人気がないが個人的にはWebDAVは好きだ。積極的に使っているのはMobileMeくらいではないだろうか。とはいえWeb上にファイルをアップロードするのにファイルボックスに頼るのは時代遅れではないだろか。 接続した状態 WebDAVを使ってファイルを手軽に操作し、その結果がWebブラウザ上に反映されればとてもスマートだ。写真管理、ファイルストレージ、動画共有などファイルの授受が多いサイトを構築するならばjsDAVをぜひ見てほしい。 jsDAVはnode.jsを使ってWebDAVを実現しているソフトウェアだ。Basic認証はもちろん、ダイジェスト認証にも対応しているようだ。さらにWebDAVの派生であるCalDAVサーバとして動作することも想定されている。実際の動作についてはテストスクリプトを見れば分
jQuery MobileはjQuery公式が開発したスマートフォン向けサイト開発用ライブラリ。 MOONGIFTはこう見る jQuery Mobileは数ヶ月前に開発が発表され、ついに1.0α版が登場した待ちに待たれたライブラリ。既に幾つかこの手のライブラリはあるが、本家が打ち出してくる以上、人気は集まるだろう。既に機能も多いので、大抵のスマートフォンサイトならこなせそうだ。 jQTouchは不具合とは言わないまでも、利用に際してはコツを掴む必要があった。jQuery Mobileはぜひそのテツは踏まず、PC向けライブラリ同様の使い勝手を維持してほしいと願ってしまう。 jQuery MobileはJavaScript/jQuery製のオープンソース・ソフトウェア。iOS、特にiPhone/iPad用のWebサイトを作るための専用ライブラリは数多い。最適化され、iPhoneなどで見やすい画
MulveはWindows用のフリーウェア。Youtubeの登場によって音楽業界は大きな変化を求められた。それまでの作曲とレコーディングをし、アルバムを販売して収益をあげていた方式から、コンサートやツアーに重点を置く方式だ。 検索結果画面 だからという訳ではないが、ネット上には無数のMP3ファイルが置かれている。一気に集めようと言う人はTorrentのようなP2Pを使ってダウンロードするようだが、HTTPで手軽に集めたいと思う方向けにはMulveがある。 Mulveの利用はあくまでも自己責任、注意の上で行って欲しい。使い方はごく簡単だ。検索フィールドにアーティストや楽曲名を入れて検索するだけだ。結果が一覧になって表示され、そこにはビットレートも合わせて表示されるようになっている。 ダウンロードも簡単で、右側にあるSaveボタンを押すだけだ。あまりに手軽すぎるのが問題だ。洋楽であればiTun
Gmail NotesはGoogle Chrome向けのフリーウェア。Gmailでメールのやり取りをしている中で、時々メールに対するメモを残しておきたいことがある。即返信を書けない時にとりあえずメモを残しておきたいといった時だ。 メールの脇でメモを書く そんな時にはメモアプリなどにメモをしておくのだが、後で返信を書くときに見つからなかったりする。これではあまりに面倒だ。Gmailにちょっとしたメモ機能があれば…そう思う人はGmail Notesを使ってみよう。 Gmail NotesはGoogle Chromeの機能拡張で、アドレスバーにアイコンが表示される。メールを開いている状態でこのアイコンをクリックすると右側にメモ欄が表示される。後は自由にメモを書ける。このメモはメールごとに有効になっている。 認証も必要 Gmail Notesが秀逸なのはメモをGoogleドキュメントを使っている点
GowはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。LinuxやMac OSXを使っていてWindowsに移ると非常に面倒に感じるのがコマンドラインでの操作だ。GUIが当たり前なので致し方ないのだが、それでもコマンドラインである程度の作業が出来ると利便性が高い。 130種類を越えるコマンド群 そのような時に使っていたのがCygwinだが、レジストリが色々変更されたり、そもそもcygdriveという書かれ方が好きではなかった。もっとシンプルにコマンドだけを使いたいならばGowを利用してみよう。 Gow(Gnu On Windows)はシンプルに使えるLinuxコマンド集で、lsやwc、wgetといったような一般的コマンドが136個ほど詰め合わせになっている。cvsやscp、puttyといったプログラムも用意されているので利便性が高い。vimもあるのが面白い。 パスにも追加されるのでコマン
Chromium Delicious ExtensionはGoogle Chrome用のオープンソース・ソフトウェア。今使っているソーシャルブックマークサービス(SBS)はDelicious一択になっている。色々なSBSを使ってきたが、最もシンプルでブックマークすることについてはDeliciousが使いやすい。 ポップアップウィンドウで保存 そんなDeliciousを使いつつGoogle Chromeを使っている人にお勧めしたい機能拡張がChromium Delicious Extensionだ。インストールするとアドレスバーの横にアイコンが表示される。これでブックマークするのに便利な機能が追加される。 任意のサイトを開きつつショートカットキーを押すとウィンドウがポップアップし、Deliciousのブックマーク登録画面が表示される。デフォルトで任意のタグを付けておくことも可能だ。Googl
Tumblr 2 ePubはRuby on Rails製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。電子書籍が流行っており、そのフォーマットであるePub形式にも注目が集まっている。ePubはオープンなフォーマットであり、HTMLや画像、CSSをZipで固めたものなので個人でも作成が可能だ。 生成されたドキュメント そんなePubではあるが、作成は容易となれば次に問題なのが実際のコンテンツをどうするかだ。そこで考えられたのがTumblrのスクラップブックを電子書籍化するというものだ。実現するのはTumblr 2 ePubだ。 Tumblr-2-ePubはWebベースのソフトウェアで、TumblrのユーザIDを入れて実行すればクローラーが動き出す。後はしばらく待っているとリスクに追加されるのでePubファイルがダウンロードできるようになる。コンテンツは1エントリーにつき1ページとなってい
Active Shape Model LibraryはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。写真の中から人物を抽出するというのは難しい。FacebookやFlickrでは手作業で人物を割り当てられるようにしている。逆に自動化したいならば使えるのがOpenCVだ。 サンプルの画像で試した所 OpenCVを使えば顔を認識して別なオブジェクト(笑い男のような)に変換したり、顔を消すような操作もできる。その実力を知りたいと思ったらActive Shape Model Libraryを使ってみると良いだろう。Windowsでコマンド一つで使うことができる。 Active Shape Model LibraryはOpenCVを使って任意の画像にある顔の部分を認識する。そしてコマンドラインで指定するオブジェクト(フレーム)を顔の上に重ね合わせることができる。認識率は100%とはいかないが、ある
LaTeX LabはJava製/Google App Engine用のオープンソース・ソフトウェア。MS WordやPagesといったワードプロセッサも良いが、より細かく自分で設定をしたいためにLaTeXを使う人は未だに多い。計算式を埋め込んだり、多彩なフォーマットに変換したりする時にもLaTeXをベースにすると便利だ。 GoogleドキュメントがLaTeXエディターに 時代はWebアプリケーションになり、LaTeXを使う人は少なくなってきている。だがGoogleドキュメントは見捨てない。Web APIを使えばGoogleドキュメントをLaTeXエディターにすることができる。それがLaTeX Labだ。 LaTeX LabはGoogleアカウントを使って認証を行う。Googleドキュメントをベースに、ツールバーを追加してLaTeX文書を編集できるようになっている。数式の埋め込みもツールバー
JSGanttはJavaScript製/Webベースのオープンソース・ソフトウェア。多人数、または複数社が関わるプロジェクトでは一つのタスクの結果が別なタスクに関わっていることが多々ある。そうした時の遅延はプロジェクト全体の調整が必要であり、滞りなく進めるのは至難の業だ。 JavaScriptでガントチャートを生成 そのためタスク間のスケジュールや関わり方を示すのにガントチャートがよく使われる。これまでのガントチャートは画像出力型が多く、生成後の再利用性が今ひとつだった。そんな不満を解消してくれるのがJSGanttだ。 JSGanttはその名の通りJavaScriptによるガントチャート生成ソフトウェアだ。縦にタスクが並び、横に日程が並ぶ。各タスクごとにスケジュールが帯になって表示され、その結果が別なタスクに線でつなげられる。タスクの関連性が見いだせるはずだ。 折りたたんだり表示範囲を変更
OSMEditor4AndroidはAndroid製のオープンソース・ソフトウェア。OpenStreetMapは自由な地図を作成するプロジェクトだ。Googleマップは確かに便利だが企業が所有しているものなので利用範囲は完全に自由という訳ではない。OpenStreetMapはCreativeCommonsの下に公開されているプロジェクトだ。 エリアデータを読み込む もちろんオープンなものであるのはユーザがみんなで地図を作り上げるからに他ならない。そのためにエディタを使って地図を作っていくのだが、その時に役立つのはGPSだ。そして簡易的なエディタとしてOSMEditor4Androidがある。 OSMEditor4AndroidはAndoridアプリだ。そして大抵のスマートフォンにはGPSが内蔵されている。つまりGPSでデータを取りつつ、編集までこなしてしまうということだ。マップ編集用ソフト
TAP ToursはiPhone/iPod Touch用のオープンソース・ソフトウェア。博物館や美術館では国内はもちろん、外国人向けなどに音声案内システムを貸し出している。だがこれは音声のみの案内で深みが少ない。動画や写真を含めてもっとインタラクティブに進化すべきだ。 iPhoneクライアント(公式サイトより) そこで今注目されているのがiPod Touchを使った案内システムだ。まだ試験的ではあるが、一部ではiPod Touchの貸し出しサービスが行われている。それをもっと具体的に、個人のiPhoneでできるようにするのがTAP Toursだ。 TAP Toursの興味深い点として、コンテンツの管理にPHP製CMS、Drupalを用いていることだ。専用モジュールをインストールすることでTAP Tours向けのコンテンツ(写真、動画、テキスト、音声など)を管理できるようになっている。 管理
SyncSharpはWindows用のオープンソース・ソフトウェア。複数のPC間でデータを同期したいと言った時に便利なのがDropboxだ。だがインターネット上にファイルをアップロードしてしまうことにセキュリティ的な懸念を感じる人は決して少なくない。 少なくとも企業では導入が難しいかもしれない。だがローカル同士の同期であれば問題にはならないはずだ。そこで使えるのがSyncSharpになる。指定したフォルダ間を同期してくれるシンプルなソフトウェアだ。 SyncSharpはソースフォルダとターゲットフォルダを指定するだけのシンプルなソフトウェアで、ソースフォルダのファイルを真として、更新したファイルをターゲットフォルダにコピーする。また二つのフォルダ間の同期も可能だ。例えばターゲットフォルダはUSBメモリなどが考えられるだろう。 設定画面 設定は複数指定できるので、複数のフォルダを同期設定する
Google Account SwitcherはGoogle Chrome用のフリーウェア。Gmailはスパムフィルターを含めて相当便利であるために、目的に応じて複数アカウントを使いこなす方も少なくない。そして切り替える際には都度ログアウトしてから実行する必要がある。 ドロップダウンでアカウントを切り替える そんな手間をかけるのが嫌であれば(大抵嫌だろうが)、Google Account Switcherを使ってみよう。Google Account SwitcherはGoogle Chrome機能拡張としてインストールする、Googleのアカウントスイッチソフトウェアだ。 Google Account Switcherをインストールした状態でGoogleの各サービスを表示させると、右上にドロップダウンが追加される。それをクリックするとアカウントのリストが出る。そして自分が使っているアカウン
Googleは好きだろうか。いや、好きか嫌いかによらずGoogleのサービスに依存していないだろうか。検索はもちろん、カレンダー、RSSリーダー、ブックマーク、ノートブック…様々なサービスが存在し、それらを利用していないだろうか。 Googleサービスが大好き、または多数利用している方のためのブラウザ とは言え、ブラウザをGoogle Chromeに乗り換えるのは時期尚早とお考えの方は、FirefoxをベースとしたFoxGLoveの利用をお勧めしたい。 FoxGLoveはFirefox3.0.4をベースに、Googleのサービスに適したアドオンを多数取り揃えたWebブラウザだ。 FoxGLoveはポータブルなWebブラウザで既存の環境を汚さずに利用できる。起動するとまず目につくのがGoogle Chromeチックなインタフェースだろう。タブが下向きにつき、メニューバーがない。だがプロセスは
AkiraはWindows向けのフリーウェア。Dropboxは複数拠点にあるコンピュータ間でデータの同期をとったり、ファイルを授受するのにとても役立つソフトウェアだ。ファイルの更新を自動的に感知して同期処理が行われるので、起動さえしておけば手間いらずなのも良い。 Dropboxを使ってリモートコントロール そんなDropboxを使ってリモートにあるコンピュータを操作してしまおうという無茶なソフトウェアがAkiraだ。Dropboxでリモートコントロール…見た時にはどうやってやっているのか不思議だったが、種が分かるとなかなかユニークな試みだと分かる。 Akiraはサーバとクライアントの二つから成る。サーバと言ってもポートを解放したりする必要はない。見ているのはローカルにあるDropboxのフォルダだ。そしてクライアントもネットワーク接続する訳ではなく、Dropboxの専用フォルダにファイルを
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