僕が勤めるコンサルティング会社、ケンブリッジには、厳しいプロジェクトの現場で生まれてきた「語録」がある。 今回はこれ。 僕らは変革プロジェクトをお手伝いするのが本業だ。 ・全社のIT中期計画策定 ・基幹システム刷新 ・業務改革 ・新規事業立ち上げ など変化を起こすためのプロジェクトを支援するのだが、プロジェクトにはほぼ必ず「進捗定例会」なるものがくっついてくる。 読んで字のごとく、進捗を確認する週1回程度の定期的な会である。 大きな変革プロジェクトでは、複数のチームに分かれて活動するので、各チームの状況を把握するために定例会が必要になる。 各チームの進み具合はどうか、問題はないかを確認するための会であり、必要性はわかる。だがこの進捗会議の進め方を間違うとプロジェクトに致命傷を与えることもある。 まさに、進捗会議がプロジェクトを殺すのである。 よくある定例会は「報告の場」 よくある定例会はこ