心と体の性が一致しない「性同一性障害」の子どもに対し、学校で十分な配慮がされず不登校などの問題が起きているとして、当事者団体が文部科学省を訪れ実態調査や対策を行うよう求めました。 文部科学省を訪れたのは、性同一性障害の人たちでつくる団体のメンバーら5人です。 5人は担当者に要望書を手渡し、性同一性障害の子どもが心の性と異なる制服を着るよう強いられたり、トイレの使用や修学旅行の部屋割りなどを巡って配慮がなかったりするために、不登校のほか自殺を考えてしまうという問題も起きていると訴えました。 そのうえで、性同一性障害の子どもの数や学校の対応について実態調査を行うことや、教員への研修を行うこと、それに、医師や当事者を交えた委員会を設置して対策の指針を定めることなどを求めました。 これに対し、文部科学省の担当者は、実態調査を実施し、性同一性障害についての理解を深めるような資料を作って学校に配布する
広島市佐伯区・利松地区の獅子舞保存会、2年ぶり披露 元日 (12/28) 広島市佐伯区の利松地区の住民でつくる利松獅子舞保存会が来年の元日、2年ぶりに地区内の約80世帯を回...
■新訳男女 語り合おう■ 心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)の子どもたちにとって、学校生活は心身の負担が大きく、いじめや不登校につながるケースも少なくない。そんな現状を知り、親や教師がいかに向き合うかを考えるフォーラムが16日、福岡市博多区の博多市民センターで開かれる。当事者団体「gid.jp 日本性同一性障害と共に生きる人々の会」の主催。 GIDの子どもたちは、男女別の制服や声変わり、月経など体の性別を意識させるものに強い苦痛を感じるという。ジェンダークリニックのある岡山大病院の調査によると、受診者約1450人のうち、約6割が自殺を考えたことがあり、3割が自傷や自殺未遂を経験。3割が不登校になったと回答している。 GIDの子どもをめぐっては、2010年に文部科学省が都道府県教委などに対し、教育相談を徹底して本人の心情に十分配慮した対応をするよう通知。女子を男子、男子を女子として
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