Apple Payではカード情報を登録する際、カード発行者が持つサーバにトークン生成のリクエストが送信され、ここでトークン化された番号をiPhoneが受け取り、内蔵のSE内に決済用カード番号として記録する。クレジットカードの16桁のカード番号は“PAN(Primary Account Number)”と呼ばれているが、ここで発行されるトークンもまた16桁の番号を持っており、カード決済を受け入れる小売店(アクワイアラ)から見る範囲では通常のPANとトークンの区別はつかない。既存のPANをベースとした決済インフラでもトークンがそのまま使えるように、このような仕組みになっている。 支払いの際に小売店の読み取り端末を通して決済ネットワークを通過したトークンは、カードブランド(MasterCardやVisaなど)のサーバでいちど本来のPAN番号へと変換され、カードを発行する銀行(イシュアへと渡される
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