スロバキアのセキュリティベンダーであるESETはこのほど、同社のブログにおいて、Appleのモバイル決済サービス「Apple Pay」のセキュリティに関する記事を公開した。記事では、カード情報の格納場所、情報漏洩のリスク、データのプライバシーなどについて説明している。 Apple Payは、iOS 8.1を搭載するiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air 2とiPad mini 3で利用できるモバイル決済サービスだ。米国では10月より提供が開始されているが、日本ではまだ利用できない。 モバイル決済サービスで気になるのは、クレジットカードやデビットカードの情報の保存方法だが、Apple Payはユーザーの端末やAppleのサーバにカード情報を保持していないという。ここが、サーバにカード情報を抱えるGoogleのモバイル決済サービス「Googleウォレット」とは異なる点だ