山形県米沢市出身の大学生が同市のNPO法人の協力で、稲わらなどのセルロースから、石油代替燃料として期待されるバイオエタノールの原料となる単糖類を安価に製造する方法を開発し、特許を取得した。従来の製造法より、装置も製造コストも大幅に安くできるのが特徴。大学生は「ローテクのため農村や発展途上国でも普及しやすく、社会貢献できる」と話す。 開発したのは、新潟県の長岡技術科学大3年で生物機能工学を学ぶ川崎隆さん(23)。ものづくり支援のNPO法人夢創工房(米沢市)の理事を務める父の裕さん(55)の指導の下、同工房の研究室を使って開発した。 新製造法はリン酸の脱水反応と、酸化チタンなどを触媒にした紫外線による光触媒反応を利用。劇物を使わないため環境にも優しい。 具体的には、ミキサーで稲わらを粉砕し、酸化チタンが入ったリン酸水溶液に投入。通常の大気圧で溶液の温度を60度に保ち、ステンレスの羽根でか
ディーゼル燃料を自然に生成する真菌、熱帯雨林で発見 2008年11月 6日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 今回発見された真菌「グリオクラディウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)」 パタゴニア(アルゼンチンとチリの南部)の熱帯雨林の木々の内部に生息する真菌が、ディーゼル燃料に驚くほどよく似た炭化水素の混合物を自然に作り出すことを、生物学者たちが11月3日(米国時間)に発表した。 この真菌は、セルロースを分解して取り込み、成長することができる。木の幹や草の葉、茎などを構成する主要要素であるセルロースは、地球上で最も豊富に存在する炭水化物だ。 モンタナ州立大学の植物学者であり、『Microbiology』に発表された今回の発見を説明する論文の主執筆者を務めたGary Strobel教授はこう語る。「[生成する]気体の分析結果を見たとき
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