電子部品というのは、単体では安く手に入りますが、いろいろと買い揃えると結構な値段になってしまいます。 そのため、私のような貧乏人は部品の入手に困ります。 そこで、ジャンクを使います。 使い古して動かなくなった家電品を分解すると、いろいろな部品が手に入ります。 それまで動いていた回路なので、動作に必要な部品もすべてそろっています。そのためとても都合がよい手段です。 基板のまま使ってもよいし、部品をはずして別のことに使ってもよいわけです。 今回は、ビデオデッキを分解してみることにしました。 ビデオデッキは高電圧を扱う部分がないので安全ですし、電子部品に加えて機械系の部品も手に入るためかなりお得です。 今回分解したのは、おそらく80年代前半の機種です。 部品取りには80年代のものが最も適していると思います。ほとんどがDIPパッケージで集積化が進んでおらず、片面基板にジャンパを駆使して作られている