牡蠣は水槽に入った7.57リットルの海水を1時間もかからずに浄化してしまったそうだ。牡蠣はたった一個で一時間に一升瓶4本(7.2リットル)もの水を濾過するという。 そんな牡蠣の水質浄化作用を利用して、アメリカ、チェサピーク湾では、病気に強く汚れた海でもたくましく成長する日本原産の大型の牡蠣「スミノエガキ」を導入し、この牡蠣に不妊処置を施したうえで、牡蠣の持つ浄化能力によって海の浄化する「オイスターガーデニング」プロジェクトを行ったそうだ。 こちらも牡蠣の浄化作用がわかるタイムラプス映像 Time-lapse: Oysters Filtering Water 日本でも夏、東京湾が真っ赤に染まる赤潮の時でもレインボーブリッジの橋脚に接する海水は、完全な無色透明であるという。これ壁一面に付いている牡蠣が赤潮の原因となるプランクトンを食べてくれるからだそうだ。 追記(2014年のきじを再送してお届