人の役に立つロボットを より早く世に出すために 人の役に立つことをめざして開発した2足歩行の人間型ロボット、ASIMO。 開発を通してHondaは、人の生活空間で活動するための運動能力を実現する見通しが立ち、 人の機能を工学的に再現することができました。 その活動能力を伸ばしながら、転倒した際の安全確保なども含め、長年にわたり 研究開発してきた結果、人の生活空間で活動でき、なおかつ転倒時の安全を担保した 完全自律型の2足歩行ロボットを実現するには、今後ある程度長期にわたる研究開発だけでなく、 ロボットとともに生活する社会的なコンセンサスや法整備なども必要だとわかりました。 開発チームには「人の役に立つロボットを“より早く”世に出し、“より早く”価値を提供していきたい」 という思いがありました。そこで、あらためて原点に立ち戻り、 ロボティクス技術で「人の役に立つこと」を最優先に検討した結果、