ウエルシアホールディングス株式会社が、2023年9月1日よりグループのドラッグストア全店においてフードロス削減への取り組みをスタートさせた。 【写真】ウエルシア店舗イメージ(写真は船橋藤原店) 「2分の1」ルール適用でフードロス削減へ ウエルシアが賞味期限「2分の1」ルールを採用。図は、賞味期限が製造されてから6カ月(180日)の食品の例 ウエルシアでは、従来「3分の1」ルールを適用し、メーカーから店舗までの食品の納品期限を賞味期限の3分の1の期間と定めるとともに、店舗販売の見切り開始を賞味期限の3分の2に達した時点と定めていた。だが、この運用過程において廃棄をする商品が発生し、フードロスになっていたという。しかし、「2分の1」ルールを新たに適用することで、メーカーからの納品期限が賞味期限の2分の1の期間に延長、緩和されることに。この手法により、従来は返品や廃棄されていた商品の販売機会を増