血栓とは 血栓とは、血液中のタンパク質や血小板が血管中に溜まって固まったものです。 これがはがれて、血液中を流れていって、細い血管に詰まると、その先に血液が流れなくなるので、その先にある臓器の細胞が壊死(えし)してしまいます。 脳の細胞が壊死するのが脳梗塞、心臓の場合が心筋梗塞、肺に起これば肺血栓塞栓症というわけです。 夏血栓とは 冬は、暖かい屋内から、寒い屋外に出たときなど、急激に血管が収縮して、血液の流れが速くなって、そのせいで血栓がはがれ落ちて運ばれていって、血管を詰まらせることが多いのです。 一方、夏の場合は、発汗などのせいで、体が脱水状態になり、血液がドロドロになって、そのせいで血管が詰まりやすいのです。 さらに、暑いからと、冷たいビールなどをガブガブ飲んでいると、アルコールの利尿作用で、体の水分がさらに失われて、血液が固まりやすくなってしまいます。 このように夏に起こりやすい血
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