今日は画報社の新年会。 都内に出るので、ついでに会いませんかとS氏に電話をしたら 「なんで石ノ森章太郎さんがキライなの?」とかなり強い調子で聞かれた。 ちーがうんですよ。Sさん。 「怪人同盟」「ボンボン」時代から読んでました。 石ノ森先生に対しては屈折した愛憎劇があるんです、僕の場合。 漫画好き少年の長谷川は漫画家をジャンル分けしました。 乾いた作風の作家と、湿った作家 乾いたの代表は手塚治虫、横山光輝、白土三平、桑田次郎、藤子不二夫、赤塚・・・多数 湿ったは石森章太郎。(大人の漫画だと上村一夫、村野守美) スポコン漫画はこの両方の中間。 だから石森章太郎は巨匠なのに少年漫画の中では異色と思ってました。 このメランコリックな作風が巨匠たる所以でしょう。女性ファンも多そうです。 ある時期 「こりゃ将来の漫画はぜんぶ湿った漫画になるんじゃなかろうか」と思いました。 今の漫画ファンは「んなわけあ