ダウジング(英語: Dowsing)は、地下水や貴金属の鉱脈など隠れた物を、棒や振り子などの装置の動きによって発見できると謳う手法。ダウジングで用いられる用具にはペンデュラム・ダウジング(振り子)、ロッド・ダウジング(L字形・Y字形の棒)などの種類がある。 18世紀のダウザー 鉱石探索をする人々(16世紀) L字形のロッド 旧約聖書のアロンの杖に見られるように、古代から多くの文明で木の枝は神の意志を行う道具と見なされており、木の枝を使った占いは古代ギリシアや古代ローマ、北ヨーロッパの諸民族で行われていた[1]。 中世のヨーロッパでも、力を加えていない状態で手にした枝が勝手に動くを現象を見る棒占いが、宝探し、水脈・鉱脈の発見などに使われ、犯罪捜査の証拠として認められる地域もあった[1]。15世紀のベネディクト会修道士バシリウス・ヴァレンティヌスは、今日的なダウジングの方法に最初に言及している