子どもがおかしくなっている ■最近、子どもがやたらと虫を嫌います。名古屋市衛生局の統計ではセミやバッタといった普通の虫ですら嫌う率の多い世代は子どもと主婦だという結果が出ています。 ■夏の夜、かつての日本の家屋には多くの虫が飛来し、電球にコツコツ頭をぶつけていたもので す。しかし、今の小中学生の部屋は網戸があっても使用されません。サッシで密閉され、クーラーが常に稼動し、そのうえ無臭の電子蚊取器具もフル稼動してい ます。そして、何か虫が1頭いるだけで大騒ぎし、スプレーを吹付ける。ゴキブリやガなど叩き潰すことすら恐くてできない。 ■本来子どもは虫を玩具にしていたのではありませんか。いったいなにが子どもと虫を切り離したのでしょうか。どうも自然が少なくなっただけではなさそうです。 「ホタルの里」に虫除けスプレー持参とは ■あ る小学校でホタルの里に見学に行くことになりました。ところが子どもに配布さ