新海誠監督の最新作「天気の子」が、大ヒットスタートを切った。7月19日に全国359館448スクリーンで封切られ、週末3日間で観客動員115万9020人、興行収入16億4380万9400円を記録。これは、動員1928万人、興収250.3億円の「君の名は。」対比で128.6%と上回っており、夏休み興行の主役に躍り出た。 「君の名は。」以来、3年ぶりとなる新海監督の長編アニメーションである今作は、天候の調和が狂っていく時代に、離島から東京にやって来た家出少年の帆高(醍醐虎汰朗)と、「祈るだけで空を晴れにできる」不思議な力を持つ少女・陽菜(森七菜)が運命に翻ろうされながら、自らの生き方を選択する姿を描く。「君の名は。」に続きロックバンド「RADWIMPS」が劇伴を担当。「愛にできることはまだあるかい」をはじめ主題歌5曲を提供したことでも大きな話題を呼んだ。 新海監督ほか製作サイドは直前まで仕上げの