チリ・イースター島に立つモアイ像(2022年8月5日撮影)。(c)PABLO COZZAGLIO / AFP 【8月11日 AFP】巨大なモアイ(Moai)像で知られるチリ・イースター島(Easter Island)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受け2年以上、観光客の受け入れを停止していた。住民はその間、より持続可能な生き方や忘れられた技術を学ばざるを得なくなった。 観光客の受け入れは、今月1日から再開された。だが、先住民ラパヌイ(Rapa Nui)を含む地元住民は、新型コロナ流行以前とは違う生活を送ろうとしている。 長老会の会員、フリオ・ホタス(Julio Hotus)氏はAFPに対し、「祖先が予言していた時代が来た」と語った。 ホタスさんによると、ラパヌイ人の祖先は、いつか島が隔絶された時のため食糧の自給自足の重要性を説いていた。だが、近年こうした警告は無視さ
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