川崎重工業は3月10日、BK117シリーズの最新型機である 「H145//BK117 D-2型」ヘリコプター(BK117 D-2型)を受注したと発表した。 <H145//BK117 D-2型> BK117 D-2型として川崎重工初の受注で、救急救命用や人員・物資輸送用など多目的に運用される。 BK117 D-2型は、川崎重工と欧州のエアバス・ヘリコプターズ社が共同開発したヘリコプター。 従来の「BK117 C-2型」で定評のあった、長尺である担架などの搬出入が容易な機体後部の観音開きカーゴドアや、コンパクトな機体でありながら機内での医療行為を施しやすい広いキャビンスペースを継承しつつ、コンピューター制御された新型エンジン、最新の統合計器や「ダクテッドファン方式」の 新型テールローターなどを採用。 高高度性能の向上やパイロットのワークロード低減、クラス最高の静音性を実現している。 BK117