トップニュース脚本家志望必読!「ストーリー」が劇的に良くなる! 日本に数人しかいない“スプリクトドクター”三宅隆太の超脚本指南書 私は今でも脚本家に憧れている。主人公に「幸せとは、幸せを感じる心を手に入れることだ」というセリフを言わせたいのだ。そしてもう1つ。「たまに、偉そうに道を歩くおっさんがいるだろ? ありゃアホだ。道ばたを会社の廊下と勘違いしてやがる。」このセリフも主人公に言わせたい。だが、脚本家とはそう簡単なことではないらしい。『スプリクトドクターの脚本教室・初級篇』(三宅隆太/新書館)を読みふけった。 本書は 日本中に大勢いるにもかかわらず、これまで取り上げられる機会がほとんどなかった『窓辺』系作家たちを(つまり、あなたを)支援するための脚本指南書 だ。著者である三宅氏は、脚本家であり、映画監督であり、スプリクトドクター(脚本のお医者さん)としてハリウッド作品をはじめ国内外の映画