――地下アイドルの“深海”で隙間産業を営む姫乃たまが、ちょっと“耳の痛~い”業界事情をレポートします。 連載第7回目となる今回は、「地下アイドルシーンはファンがいないと成り立たない!」という思いから、ファンの方にインタビューを決行しました。彼の熱い想いを、ご紹介しましょう。 * * * 高層ビルの上のほうで、命綱もろくに付けず泣いていた。また推しが引退した。 世間ではオタクっていうと、いまだに、引きこもってネットばかりやってる奴や、仲間内でネチネチとアニメや映画の批評をしあってる奴らのことを言うのだろうか。俺に引きこもっている時間はない。推しのライブには全部行ってやりたいからだ。 CDが出れば布教用に何百枚でもCDを買うし、握手会のために何枚でもDVDを買う。今までもそうしてきた。ただ、俺の推しのCDやDVDはまだ出ていない。健気に流行りのアニソンを地下のライブハウスで歌っている。早くオリ
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