永久機関が完成した
風来のシレンシリーズ14年ぶりの完全新作『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』が1月25日にリリースされました。 風来のシレンシリーズには根強いファンが多く、久しぶりの新作を喜び、楽しんでいる人の声がSNSでは多く見られます。自分もその一人で、今作も発売日に購入し、「とぐろ島の神髄」クリアまで夢中でプレイしました。 しかし、自分が嬉しかった・楽しかったということと、作品の善し悪しは別問題です。この記事では、風来のシレンシリーズにおける今作の特徴を分析し、レビューします。 評価の観点まず、「楽しかったということと、作品の善し悪しは別問題」とはどういうことか。ゲームは楽しければ、それで良いのではないか。 様々な考え方があるだろうが、この記事ではあくまで「楽しさ」に焦点を当てつつも、「楽しさの度合いは、作品やプレイヤーによって差がある」という前提で評価をしたい。『風来のシレン』お
最初は、いちいち張り合ってこない素直さを好ましく思った。変にアドバイスをしようとせず、人の話を最後まで聴いて、無理に結論を出そうとしないところには思慮深さを感じたし、わたしの決断や考えを尊重してくれる優しさに惹かれた。でも今は、それらすべてが鬱陶しくて彼氏をたびたび殴っている。 やさしい彼氏を殴っています 前の彼氏と別れた時、もう恋愛はしないと誓った。元彼氏は同僚だった。付き合い始めてすぐにわたしは昇進し、彼は退社し独立した。リスペクトしあえる関係を築けていたのは最初のうちだけで、仕事にプライドを持っているからこそ、わたしたちは次第に張り合うようになってしまった。延々とぶつかり傷つけあうことを、切磋琢磨と言い聞かせるような恋だった。 彼がアシスタントの女子大学生に手を出していたのを知った時、わたしは声をあげて笑い、同時に安堵した。ずっとずっと、自分に非のない別れの理由を求めていた気がする。
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