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ブックマーク / agora-web.jp (3)

  • 自民党の“レッドソックス化”〜書評「情報参謀」

    どうも新田です。都知事選が終わった直後、現代ビジネスの瀬尾傑・前編集長(いまは講談社の第一事業部長)のお誘いで、書「情報参謀」を上梓したばかりの小口日出彦さんのメディア関係者向け講演に行ってまいりました。書では、2009年の野党転落後の自民党が広報戦略立て直しのため藁をもすがる思いで始めた、テレビ・ネットの膨大なデータ分析による情報戦略の当事者として内幕を明かしております。 初めて明かされる“政界版マネーボール”の内幕 瀬尾さんが講演の誘い文句で「政界版マネーボール」と評したのは、実に言い得て妙。家マネーボールは、大リーグの弱小貧乏球団のアスレティックスが、綿密な統計データ分析により、選手の隠れた才能を引き出し、チーム強化に成功したわけですが、書によると、自民党も野党転落数か月後にはテレビ政治報道全体で、自民党中心の露出が2.9%にまで落ち込み(民主党関連は65.4%)、「発言

    自民党の“レッドソックス化”〜書評「情報参謀」
  • さようなら オールド左翼

    自民党が分裂選挙になる中、野党連合は宇都宮氏の様な地味な候補でも勝てるチャンスは十分にあったのだが、知名度にこだわって鳥越氏を擁立し、結果として惨敗した。 しかし、今回の事は、二つの点で、日の多くの人達には良い教訓になったと思う。 一つは、「良心の砦に見えていた『オールド左翼』は、既に時代遅れの存在になってしまっていた」という事であり、もう一つは、「遠くから批判しているだけのジャーナリストは、所詮は格好だけの存在で、彼等に政治を委ねるのは無理」という事だ。 何故鳥越氏は惨敗したのか? 男は一皮むけば同じ様のものだから、女性スキャンダルの事には私は驚いてもいないし、むしろ気の毒だったと思っているが、対応は全く駄目だった。 自分は一言も語らないままに、単純に「事実無根」だとしていきなり法的措置を取っても、「火のないところに煙は立たない」事を知っている一般人がそのまま信じるわけはなく、却って「

    さようなら オールド左翼
  • 宇都宮氏の応援拒絶真相と女性議員の不甲斐なさ

    鳥越俊太郎氏の応援を宇都宮健児氏がしなかった経緯が明らかになった。選挙前には、「応援するための条件を提示したが意見が一致しなかった。その申し入れの内容は選挙が終わってから発表する」ということだった。 そして、選挙が終わって、同氏と「希望のまち東京をつくる会」が文書を発表した。それによると、7月28日に鳥越氏宛てに文書を送り、女性問題に関し次のように書いたという。 ・具体的な報道内容を見る限り、これを『事実無根』として退けられる案件とは考えられません。また、『事実無根』だとする説得力ある反証も挙げられていません。 ・被害を受けたという女性がおられる以上、都知事候補として、どのような事実があったのかを自ら公開の場で説明し、被害女性および都民の納得を得る責任があると考えます。 ・私はこれまで多くの人権問題に携わってきました。その原則をここで曲げることはできません。鳥越候補がこれまでの対応を撤回せ

    宇都宮氏の応援拒絶真相と女性議員の不甲斐なさ
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