1976年、ウェスト彗星。1986年、ハレー彗星。1996年、百武彗星。1997年、へール・ボップ彗星。そして2013年!パンスターズ彗星が!!! 「彗星を見てこの道を選びました」と多くの天文プロや愛好家に影響を与えてきた彗星に、皆さんが出会う機会がいよいよやってきました。 ロマンと神秘に満ちた彗星の姿を目にするその前に・・・“実はそうではなかった!”というありがちな誤解を解くとともに、彗星の正しい知識を身につけておきましょう。 百武彗星(1996.3.27) 太陽と地球の距離の1/10まで地球に近づいた百武彗星は、見かけ上の尾が90度以上にもなった。頭部は約0等級(こと座のベガと同じぐらい)で、肉眼ではサーチライトが夜空に浮かんでいるような見え方に。(撮影:井川俊彦) 1.パンスターズ彗星は二度と見られない! 惑星が太陽の周りを回っていることと同じように、彗星も円軌道を巡っていて何年か
目次 パンスターズ彗星について パンスターズ彗星の特徴 パンスターズ彗星の明るさ どのように見えるのか パンスターズ彗星の写真 キャンペーン 参考情報 パンスターズ計画について 期待が高まるアイソン彗星 彗星についての一般的な解説 パンスターズ彗星について パンスターズ彗星(C/2011 L4 (PANSTARRS) )は、2011年6月6日(世界時)に、米国ハワイ州・マウイ島のハレアカラに設置されたパンスターズ1 望遠鏡による観測で発見されました。発見時は、さそり座方向にあり明るさは19.4等で、恒星とは異なる形状で観測されましたが、その後、ハワイ島マウナケアにあるカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡(CFHT)をはじめとする他の望遠鏡による確認観測の結果、彗星の特徴であるコマと尾があらためて確認されました。発見時のパンスターズ彗星までの距離は約6.9天文単位、木星の軌道よりも遠い位置でした。
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