横浜市、19年春オープン目指す 横浜市は4日、同市中区の新港(しんこう)ふ頭に建設予定の「新港地区客船ターミナル」の整備事業者を、地元企業など7社と1団体でつくるグループ「Yokohama Pier9」に決定したと発表した。2019年春のオープンを目指す。【杉山雄飛】 同ターミナルは地上5階建て、延べ床面積約2万8600平方メートル。国際クルーズ船が発着でき、1階にCIQ(税関、入国管理、検疫)施設を備える。 また、「ヨコハマ ウミエキ」をコンセプトに、1、2階はスイーツ販売やレストランなどの商業施設が入る。3~5階は横浜グランドインターコンチネンタルホテルが宿泊施設を展開。全室オーシャンビューの計約200室で価格は3万~4万円の予定という。同ホテルの堤猶二会長は「港が一望でき、横浜の風が感じられるホテル」と期待を込める。