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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (9)

  • 解雇するスキル - Chikirinの日記

    には「解雇規制」という判例法があり、大企業はこれをしっかりと守っています。公務員や準公務員も、原則として解雇されることはありません。 反対から見ると、日の大企業や公務員組織の管理職は、「能力のない部下をクビにする」という職務を経験したことがない、ということです。 大企業がやったことのある解雇とは、「みんなで渡れば怖くない」方式の解雇ばかりです。たとえば工場を閉めるので全員解雇とか、業績が非常に悪いので一定年令以上に早期退職を募集する、などですね。 この場合、人事部スタッフは早期退職を促すための個別面談を行ったり、(ひどい会社になると)仕事を取り上げて電話もない部屋に対象者を幽閉し、退職を促すこともあると報道されます。しかしいずれの場合も、解雇理由は「会社の業績がどうしようもないから」であって、「会社は儲かっていますが、あなたの能力が足りないから」ではありません。 また、このタイプの解

    解雇するスキル - Chikirinの日記
  • 夏休み向けお勧め本! - Chikirinの日記

    さて、働いている皆さんもそろそろ夏休みでしょうか? 今年は夏休みがめっちゃ長い!という人もいると思うので、まとまった時間や旅先で読める“ちきりんお勧め”を、過去に書いた感想や関連エントリと共に紹介しておきます。 ノンフィクションで、めっちゃオモシロかったのが、戦後すぐに起こった陰謀事件の闇を暴いたこちら。これは今でも「犯人」が見つかっていません。アメリカの陰謀?共産主義者の仕業?それとも・・・?事実は小説よりも奇なり。手に汗握ります。というか、戦後日の“選択”がよくわかります。 下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3) 作者: 柴田哲孝出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/07/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (45件) を見る感想ではないですが関連エントリはこちら → http://d.hatena.ne.jp/Chik

    夏休み向けお勧め本! - Chikirinの日記
  • 夫が妻の「家を買いたい!」を断れない理由 - Chikirinの日記

    「35年ローンで家を買うなんてあり得ないでしょ」とこれだけ布教してまわってるちきりんの周りにも、長いローンを組む人はたくさんいます。 他人事なので判断自体はどうでもいいのですが、多くの人がそうするってことは、彼らには彼らなりの理由があるわけで、それは何なのか考えてみました。で、とりあえずの結論はこれ↓ ・35年ローンで家を買う人の多くは既婚者で、小さな子供もいる。 ・夫が長期のローンに心の底では不安を感じていても、に強く「家を買おう」と言われると拒否できない。 これだけだと「ふーん」な感じなので、ちょっと掘り下げてみる。 Q2.夫がにノーと言えない理由は? A2.大半の夫は、に引け目があるから断れない。 当然、次の質問がでてくる。 Q3.夫は何の引け目があるの? A3.夫の多くは「には家のためにいろいろ犠牲にしてもらってる」という引け目がある。 なんの話だって? 説明しよう!←(こ

    夫が妻の「家を買いたい!」を断れない理由 - Chikirinの日記
    automatic214
    automatic214 2011/02/03
    Visionaryネタとして
  • 未来告知が始まったのでお知らせします。 - Chikirinの日記

    つい先日、新聞に下記のような広告が掲載されました。 厚生労働省下の「独立行政法人 高齢・障害者雇用支援機構」が出したセミナー広告です。 セミナーの参加費は無料ですから、この新聞広告を出す費用に加え、会場費などの開催費用もすべて公的な資金でまかなわれます。 (2011年1月5日 産経新聞朝刊) とはいえ私は、この広告やセミナーが「税金の無駄遣いだ!」と言いたいわけではありません。 なぜならこの広告とセミナーには、日の将来を左右する国家的な意義があるからです。だからこそ税金を投入しているのです。 その大事な意味とはなにか? それは、 年金の支給開始年齢を現在の 65歳から 70歳まで引き上げることが、(厚生労働省の内部的には)決まりましたので、国民の皆様に(それとなく)お知らせいたします。 という意味です。 ほらね。すごい大事なメッセージでしょ? ★★★ 今こういうセミナーをやっているという

    未来告知が始まったのでお知らせします。 - Chikirinの日記
    automatic214
    automatic214 2011/01/14
    年金を破綻させない方法は、老人人口を減らすこと。老人を減らすには「老人」の定義を変えちゃえばいい。⇒イマココ 70歳以上が「老人」。ついにここまで来たか。かなりリアル。
  • 2010-12-14

    飲み会の支払いの際、たまたまAさんに持ち合わせがなく、同僚のBさんから千円借りました。 すぐ返すつもりが、多忙な日が続き、顔を会わせないまま1ヶ月が過ぎました。 期限も決めていないし催促もされなかったので、「忘れてるかな。今頃言い出すのもどうかな。たいした額じゃないし」と思っているうちに、そのままになってしまいました。 このことで、Aさんが得たのは「千円」、反対にAさんが失ったのが「信用」です。 ずっと先のある日、Aさんは起業をしました。 Aさんは仲間や出資を募っています。別の飲み会でそれが話題になった時、Bさんはふと昔のことを思い出して言いました。 「でもあいつ、ちょっとルーズな面もあるよね」と。 責める諷でもなく軽い調子のコメントで、実際Bさん自身、昔のことをそんなに気にしているわけではありません。気軽な“つぶやき”みたいなものです。 でもその場にいた、実は出資を検討していたCさんには

    2010-12-14
    automatic214
    automatic214 2010/12/15
    強く主張すればいいと思ってる人は必読。
  • 誰が何をネグレクト? - Chikirinの日記

    あなたは、 あなたの奥さんは あなたの娘さんは、 20代で結婚して、子供を2人産んで、離婚したら、母子で自活できますか? 母親が売れっ子歌手やトップ女優でもないかぎり自活なんて無理だよね。 人の資質や努力、やる気なんて関係ありません。どんなに能力、やる気があっても幼児 2人抱えて自活できる 20代の女性なんて皆無です。 ホストクラブに通ってたとか言われて責められてるけど、ホストクラブに通わず必死で働いてたら、べていけたと思います? つまり! 20代で結婚して出産した人が離婚したら、自動的に“誰かが支援する必要”があるってことでしょ。 支援するのは誰? ・別れた夫(慰謝料、養育費) ・実家の親 ・公的福祉(生活保護) 現実的には、別れた夫(夫も若いでしょうし)が自分の生活費に加え“母子 3名の生活費”を払い続けるのも、このご時世では苦しいでしょう。 つまり、20代で結婚、出産した女性が離

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    automatic214
    automatic214 2010/11/29
    Visionary ネタとして。
  • 守る組織、守る人 - Chikirinの日記

    「知ってる情報はもったいぶらずに全部、お客様に渡せ」と、その昔、上司によく言われました。情報だけじゃなく、考えたこと、知見とか洞察という類のモノ、知的財産的なもの、すべてを全部出せと。 これは、価値ある情報を、「抱え込むな」、「出し惜しみするな」、「隠すな」、「もったいぶるな」、なぜなら 「全部出しきったら、翌日はまた、新たに価値あるものを見つける必要がでてくる。そうしたらお前はもっと努力するし成長するよ」という意味です。 何かを残しておけば、「次回までに何も結果がでなければ、コレをだせばいい」と思えます。そしてその考えが、進化や成長を阻害します。 たとえば「コストを 10%削減しろ」と言われたとします。いろいろ考えてみたら 15%のコスト削減が可能だとわかった。そこで 10%だけ削減して、「 10%削減、達成できました!」と言っておけば、5%の余裕を残しておける。 そうすればまた次回「さ

    守る組織、守る人 - Chikirinの日記
    automatic214
    automatic214 2010/04/20
    僕が異動した理由
  • 「何を言われたか」ではなく「何を言うか」 - Chikirinの日記

    最近、政治家はもちろん大臣の要職にある人まで自分のブログで、しかも今まさに話題になっていることについて書いてたりする。画期的だよね。大臣の直接的な言葉が日中一斉に同じ条件で読めるってすごい。 岡田外務大臣のブログ(リンク先は12月7日のエントリ)は更新頻度も高いし内容も充実してる。福島大臣のブログは、話し方と書き言葉が同じでおもしろい(口調=書調)。もちろん、ふたりとも非常に慎重に(あたりまえだが)書いてらっしゃいます。 菅副総理もちょっと前にブログで、日の(おそらく)成長戦略について「現在、第三の道を深く考慮中」と書いてらした。それにたいして「今頃、考慮中なんて遅すぎないか」とあちこちで批判され、揶揄された。 ちきりんが興味を感じたのは、菅副総理がこれを書くことについてどの程度逡巡・躊躇されたのかな、という点。政権交代したばかりの新政権で、国家戦略部門のトップが、今の時点で「どの道を

    「何を言われたか」ではなく「何を言うか」 - Chikirinの日記
    automatic214
    automatic214 2009/12/22
     これからのソーシャルなコミュニケーションのあり方
  • この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記

    “格差”を絵で表現すると下記のようになります。 左側の水色さんは丸々太ってメタボ気味だし、コートも来ているし、両手に貯金も持っている。 一方、右側の黄緑さんは皮下脂肪の蓄えもないし、コートもなければ貯金もありません。 恵まれている人は二重三重のセーフティネットに守られているんです。正社員で、病欠も認められ、貯金もあり、助けてくれる家族もいる。 けれど寒空に凍える人は雇用も不安定で貯金もなく、親族もみな同じような状態だから頼る人もいない。 こういう二種類の人がいる世の中が、大不況に陥りました。寒風が吹き、仕事もなくなった。 でも水色さんには大きな痛みはありません。 ぬくぬくしたコートを着ているし、べ物もある。ボーナスは減ったけど、まだ貯金もあります。 一方、不況は黄緑さんには死活問題です。寝るところ、べるもの、生きる意味、すべてが危機にさらされる・・。 さて、ある社会に 100人の人がい

    この国は“無駄”で食っている - Chikirinの日記
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