2009年から参戦したブラウン・グランプリはテストから絶好調で、開幕戦ではバトンがポールトゥウィンで優勝。エンジンはメルセデス、車体はホンダRA109という奇跡の組み合わせとなった。後半は開発が進まず苦戦をしたが、見事シリーズチャンピンとなった。BARからホンダF1、そしてメルセデスへ……。今もファクトリーには友人が多い元F1メカニックの津川哲夫氏にそのブラウン・グランプリについて語っていただいた。 文、写真/津川哲夫 【画像ギャラリー】エンジンはメルセデス、車体はホンダRA109という奇跡の組み合わせだったブラウンGPの写真(5枚)画像ギャラリー ■F1のチーム設立に多いのは M&Aによる既存チームの買収 F1史上、実に多くのチームが登場しては消えていった。そこには巨大なワークスもあれば個人のガレージ・チームもあり、大小様々でバックグラウンドやチームを興すプロセスも異なる。さらには形を変
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