金沢大学 医薬保健研究域医学系の金子 周一 教授、篁 俊成 教授および御簾 博文 准教授らは、肝臓から分泌されるホルモンである「ヘパトカイン注1)」のひとつが、骨格筋に作用することで、運動を行っても、その効果を無効にする「運動抵抗性注2)」という病態を起こしていることを発見しました。 身体活動の低下は、肥満、2型糖尿病、高血圧、脂肪肝などのさまざまな生活習慣病につながることが知られていますが、逆に、運動はこれらの疾患の予防や治療につながるため、運動療法として定期的な運動が推奨されています。しかし、運動療法の効果には、かなりの個人差があり、運動を行ってもなかなか効果が出ない人がいることが報告されていました。 研究グループは、2型糖尿病、脂肪肝の患者、高齢者で多く発現している「ヘパトカイン」であるセレノプロテインP注3)に着目して研究を行いました。マウスや細胞の実験によって、過剰なセレノプロテ
[ワシントン 28日 ロイター] - 1億6000万年前のジュラ紀に中国に生息していた羽毛恐竜「アンキオルニス」の化石をレーザー分析したところ、翼に現在の鳥の羽のような柔らかい繊維があったことが分かり、鳥のように飛べた可能性が浮上している。研究は、ネイチャー・コミュニケーションズ誌に掲載された。 科学者らは、レーザー励起蛍光法(LSF)と呼ばれる技術で、ニワトリほどの大きさのアンキオルニスを分析した。この技術は、レーザー照射により化石に付着したやわらかな繊維を検出できる。羽毛恐竜の体形がここまで詳細に分かったのは初めて。分析では、アンキオルニスはドラムスティック状の足と、現在滑空や飛翔ができる鳥の翼と類似した腕、および細くて長い尾をもっていたことが分かった。 鳥の祖先は1億5000万年前にドイツに生息した始祖鳥とされているが、それより1000万年前のアンキオルニスは鳥に似た体形であるほ
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