2019年12月、JR東日本の埼京線と、相模鉄道が相互乗り入れすることになる予定だ。昨年12月のダイヤ改正は相鉄独自で行う最後のダイヤ改正となり、いよいよ相鉄も“どことも接続しない鉄道会社”ではなくなることになった。 現在、首都圏の多くの鉄道会社は相互乗り入れを行っていて、ターミナル駅で乗り換えなくても都心に向かうことができるようになっている。その流れは平成時代を通じて続いてきた。 相鉄は現在、横浜をターミナルにしている。都心に向かいたい人は、まずは横浜まで出て、それからJRや東急に乗り換えるということになっている。 それが12月の「相鉄・JR直通線」の開通で変わる。西谷から相鉄新横浜線に、羽沢横浜国大から東海道貨物線に入り、横須賀線のルートを使って大崎まで。そこからは埼京線で新宿へ。 もちろん、東京駅周辺に行くには従来の横浜経由のほうが便利であるものの、直通ルートの開通により、新宿方面へ
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