自分の足元にある地面のことをカジュアルなかたちで再現したい、と前のめりに作ってきた「食べられる地図」シリーズ。地層ムースと地図グミに続き、今回は等高線をたどり地形を模したケーキを制作してみました。 山手線内最高峰の山はどこにある? 地図には、実際には存在しないけれど便宜上描かれる“決まりごと”がいくつもあります。田や果樹園などのポイント記号や、行政界や等高線などの線記号など。それら記号のなかでも、例えば行政界は現実には“存在”しないのに、地図内での“存在”はとても大きい。そのギャップの不可思議さに、これまで地図グミや、地図アクセサリーを作って個人的にフィーチャーしてきました。 それと同じように“存在”しない線記号である等高線も、地形図では大きな存在感を放っています。そこで今回はこの等高線にぐぐっと焦点を当てたいと思います。 富山市五色ヶ原近辺の地形図(国土地理院発行1/25000)。茶色い
