鉄道の運行管理に使われる「ダイヤグラム」と呼ばれる図表。縦軸に路線の経路、横軸に時刻を示し、各列車は斜めに表を上下する「斜線」として表示されます。ある瞬間にある列車が路線上のどこにいるかを、ダイヤ(ダイヤグラム)に引いた縦線と列車を示す斜線の交点から読み取って探します。 たとえば何も目印のない原野を横断する鉄道があり、そこでダイヤどおりに列車が運行されているとします。もし自分の位置が分からなくなっても、正確な時計とダイヤと路線図があれば、その列車を見かけた時に自分の位置を知ることができるのです。 時刻表は、このダイヤグラムから時刻を抜き出して、表の形に並べたものです。時刻表では縦軸が駅名、横軸が列車名になっており、利用者は、記された時刻を指でたどって、旅行の予定を立てたり、架空の旅行を楽しんだりします。鉄道のプロが使うダイヤグラムとは情報の詳しさや網羅性に違いがありますが、列車の運行を記述
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