Image credit: NASA 今年11月の打ち上げに向けて、米航空宇宙局(NASA)の新火星探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)=キュリオシティ」がケネディ宇宙センター(KSC)に到着した。 「キュリオシティ」を載せたアメリカ空軍のC-17輸送機は6月22日、カリフォルニア州のジェット推進研究所(JPL)を出発し、フロリダ州に到着した。 「設計及び製造がほぼ終わり、火星に向かう前に、私たちは最終的な試験を開始する予定です」 「キュリオシティ」の到着を受け、設計マネージャーであるデーヴィッド・グルーアル(David Gruel)氏はこのように述べた。 今後、「キュリオシティ」はケネディ宇宙センターのペイロード組立施設へと運ばれ、耐熱などの機能試験、フライトソフトウェアの更新、ミッション準備試験などが行われる。 「キュリオシティ」の打ち上げは元々2009年10月に予定され