こんにちは、春と夏の間を右往左往、戸惑い気味のおみぃです。 みなさまはお元気でお過ごしですか? 昨年までの三十年余、大きな四季のメリハリがない、かなり温暖な沖縄で、ゆる〜く暮らしておりました。 私の住んでいる町は、南九州とは言え、昼間暑くなったかと思いきや夜はひんやりで、体温調節にはまだまだ慣れません(苦笑) 「そのかわり」、と言ってはなんですが、四季折々の花々がご褒美としてこの地に与えられてるのかなぁ、なんてのんきに思う日々です。 さて、本日は中原中也の全詩集より、未発表詩篇から二つお送りいたしますね。 それでは、どうぞごゆっくり(^.^) 「蒼ざめし我の心に」 君知るや、廃墟の木魂…… 低空に、砂埃りして 中空に、かなしくはとび、 大空に、消えもやするや 我は知る、人間の心労を! 我は知る、喜びを、かなしびを 我は知る、額の汗を、 不時の災難を、我は知るなり! 嘗て、母に仕えたりし娘(