プロジェクトをやり遂げても、それが成長につながるとは限らない。ITエンジニア自身が、スキルアップのために日々取り組むことが大切だ。育つエンジニアはどう行動しているのか。五つの習慣を紹介する。 プロジェクトの納期は厳しかったが、なんとか自分が担当する仕事をやり遂げられた──。プロジェクトが終わったとき、多くのITエンジニアは達成感を得られるに違いない。しかしその達成感は、必ずしもスキルアップとイコールではない。NTTデータCCSの梅澤氏は、「達成感があっても、相応のスキルアップが図れていないケースが少なくない」と指摘する。 例えば、リーダーが毎日出す指示通りに、メンバーが作業を進めているだけのケース。無事プロジェクトが終わったことで、メンバーは「やればできる」と自信を持つかもしれない。 しかし、「自ら考えて判断することなくプロジェクトが進んでしまうと、ITエンジニアのスキルは思うようには向上