印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所地震九州電力の玄海原子力発電所。ストレステストの関連データにミスが見つかった=佐賀県玄海町、本社ヘリから、恒成利幸撮影 経済産業省原子力安全・保安院は22日、九州電力の玄海原子力発電所3号機で、原発の耐震指針に基づく安全性評価(耐震バックチェック)の一部データに誤りがあったと発表した。このデータは、原発の再起動や運転継続の判断根拠になるストレステスト(耐性評価)にも使われる。保安院は九電に再計算を求めるが、計算には1カ月以上かかるとみられ、再起動の時期は遅れそうだ。 データの入力ミスが見つかったのは、2006年に改訂された新耐震指針と07年の新潟県中越沖地震をふまえ、九電が原発の耐震性を評価した最終報告書。保安院によると、データの誤りは2カ所。耐震性への実際の影響はないと考えられるというが、「再計算には1カ月以上かかる」としている。 九電は09