安倍晋三首相は20日午後、小渕優子経済産業相と松島みどり法相の辞任について「任命したのは私で、任命責任は私にある。こうした事態になったことを国民に深くおわびする」と首相官邸で記者団に語った。 首相は「2人からは『自らの問題によって、政治、行政に遅滞をもたらすことは許されない。よって辞任したい。経済再生、女性が輝く社会を作っていくうえにおいて貢献できずに大変申し訳ない』という話があった。2人の意思を尊重して辞表を受理した」と述べた。その上で「後任には、今回の出来事も踏まえ、国民の信頼を得る、それぞれの分野に通じた方を選びたい」と述べ、20日中に後任を選ぶ意向を示した。