【1月12日 AFP】地球温暖化によってさまざまな海洋生物や地球の主要な食料供給源が脅かされる中、世界の海洋温暖化のペースが加速しているとする研究論文が10日、米科学誌サイエンス(Science)で発表された。 この研究は中国科学院(Chinese Academy of Sciences)主導によるもの。過去の報告では、地球温暖化は近年「休止」状態にあるとされてきたが、論文はそうした見解を否定している。 最新技術による調査結果はそのような中断が存在しないことを示しており、気候変動のペースと、その主な緩衝材である海洋への影響について新たな懸念が持ち上がっている。 論文の共著者の一人で、米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)エネルギー・資源グループ(Energy and Resources Group)の大学院生、ジーク・ハウス
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