先月から始まったキャッシュレス決済のポイント還元制度は、参加する店舗が増えた結果、今年度確保していた予算では400億円ほど足りなくなる見通しとなりました。政府は追加の財政措置の検討を急ぐことにしています。 経済産業省によりますと参加する店舗は21日の時点で、77万店となり、さらに来月1日には86万店にまで増える見通しです。 参加店舗の増加に伴って国の予算から利用者に還元する金額も増えていて、これまでに還元された金額は1日当たりの平均で12億円余りになりました。 経済産業省は今年度の還元の原資として1786億円を確保していますが、今のペースで利用が続けば来年3月末までに400億円ほど足りなくなる見通しとなりました。 政府は不足分を補うため、追加の財政措置の検討を急ぐ方針です。
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