同人誌と表現を考えるシンポジウム(どうじんしとひょうげんをかんがえるシンポジウム)とは同人誌と表現を考える会が主催し、全国同人誌即売会連絡会、COMIC1準備会、日本同人誌印刷業組合の後援によって開催された、同人誌をとりまく状況と規制問題についてを話し合うシンポジウムである。 2007年5月19日、みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)にて開催された[1]。 2006年12月、警察庁のバーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会の最終報告書において、同人誌及び同人誌即売会が問題視された。最終報告書においては、「同人誌等の即売会等についても、イベントの主催者に対し、子供を性行為等の対象とするコミック等を18歳未満の者(青少年)に売らないための対策の強化を求めていくべき」と述べられている[2]。 こうした当局側の同人誌の見方に対して、それぞれの立場から既に正当な形で自主規制を行っていることを世