横浜銀行など地方銀行5行が参加するシステム共同化陣営の「MEJAR」に広島銀行が合流することが2022年11月2日、分かった。広島銀行は日本IBMが支援するふくおかフィナンシャルグループ(FG)とのシステム共同化を解消する見込みだ。MEJARはNTTデータが支援しており、広島銀行は日本IBM陣営から離脱し、NTTデータ陣営に乗り換えることになる。 複数の関係者が明らかにした。広島銀行は2030年度をめどにMEJARに合流する計画だ。MEJARは横浜のほか、七十七、北陸、北海道、東日本の地銀5行が参画しており、中核の勘定系システムにNTTデータの「BeSTA」を採用している。MEJARは2024年1月に、メインフレームからオープン基盤に移行する予定だ。 一方、広島銀行はふくおかFG傘下の福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行と「Flight21」というシステム共同化陣営を形成し、日本IBMが支援し