23日のNasdaq市場で、Appleの株価は、ドイツの市場調査会社のGfKが主力のiPhoneの失速を予測する調査レポートを公表したことを受けて、一時、2.7%の急落を起こす展開となった。 9月16日には待望のiPhone 7が欧米市場で発売開始となったばかりとなるが、GfKの予測調査によると、iPhone 7のアニュアルセールスは前年比で25%の大幅減となるだろうとしている。 Appleは既に、台湾などの製造業者に対してiPhoneに搭載されているチップを前年比で20%の生産縮小にするように指示を出したとする報道などもあるなど、iPhoneの失速は、iPhone向けに液晶パネル、ICチップ、各種センサーなどの部品を供給している台湾、中国、韓国、日本などのメーカーの業績にも影響を与える懸念も生じてきている。 http://business.newsln.jp/news/201609232