よりよいキャリアのためにと、資格取得や知識・スキルの獲得に励むことがありますが、それらを活かして、仕事をうまくできるようになることがより大切ですね----先般そのような話をしましたが、そのことから、ラグビーの平尾誠二さんのお話を思い出しました。 ご著書や講演などでご存知の方も多いかと存じますが、平尾さんは、スポーツでは「知る」「わかる」という理解する要素も必要だが、最終的には「できる」という体験が大切だと言われています。まずは「知る」こと。ラグビーでいえば、「正しいパスの型」とはどういうものかを頭で理解しているという段階。次は「わかる」こと。つまり身体でそれをわかって、正しいパスができること。最終的に「できる」というのは、実際の試合でパスを通して、それが成果につながっていることだということです。 「正しいパスの型」を何度も繰り返し練習することが多いが、実際には、パスが通って試合展開を有利な
![知識やスキルじゃ評価されない? コンピテンシーって何ですか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)