私が好んで沖縄に行っていた頃は、慶良間の座間味で宿を取り、夜は民宿のおっちゃんといつもどおり飲んだくれていました。 で、海岸に上げてあったシーカヤックの様子を見に行こうとしたら、おっちゃんが「夜はあそこの海辺は出歩かない方がいいよ」というのです。 「へ?なんで?」と聞いたら、「あそこ、出るから」という話でした。 兵隊さんのお化けが出るんだそうです。 その民宿のある部屋で写真を撮ったら頭半分だけ畳から飛び出している人が写ってたとか、そんな話は沖縄にはいくらでもあるようです。 座間味は、初めて連合軍が上陸作戦を繰り広げた島であり、鉄の暴風の最初の吹きはじめに相当します。 今でも、このあたりの海岸のさんご礁を見ていると、当時の銃弾がいっぱい落ちてます。いまだに。 沖縄の年寄りは、戦争の話は辛すぎて語ろうとしない人が多いです。 てだのふぁ・おきなわ亭も、暗すぎます。 しかし、語り継いでいかなければ