結構前に会社の飲み会の流れで半ば無理矢理フィリピンパブというところに連れて行かれたことがある。唐突に「フィリピン行こうフィリピン」などと言い始めるので、いったい何の冗談だろうと思っていたらフィリピンパブであった。なんだか知りませんけれども、妙な抵抗感があった俺としては行きたくないとか帰りたいという思いがグルグル頭の中を駆けめぐるも、もうなんか抵抗するだけ無駄だったので渋々お店に入って、得体の知れないウイスキーみたいなのをちびちび飲んでいたりした。当然、連れて行ってくれた人は何度か来ているので、馴染みのフィリピーナがいるわけであり、その子はやってくるなりふらふらしていて多分泥酔してて席に着くなり半分寝ていた。その人はものすごく板尾の嫁に似ていた。板尾の嫁がフィリピン人かどうかは知りませんが、板尾の嫁がいる…などと一人思っていたのだった。そしてもう一人二人とフィリピーナはやってきたのだけど、ど
マンガは日本でもっとも先端を走っている娯楽だ。 というようなことをフランス文学者でマンガ評論家の中条省平教授がかつて仰っていた。「ニートという言葉が一般社会に浸透しつつあると思っていたら、ニートをテーマにしたマンガがすぐに登場した。しかしニートなる言葉が登場する以前から、古谷実はすでにニートの鬱屈を描いていたと思う……」とか。ちょっとうろ覚えだけれど、そんな感じ。で、私も深々とうなずいたものだ。 だが最先端を走る作品がある一方で、とんでもなくマンネリ、停滞、モラトリアムという言葉を当てはめたくなる作品もごろごろしているのもマンガの世界である。人気があるからという理由でいたずらにストーリーが引き伸ばされていたり、「次はわしじゃーい」みたいに新たな敵が現れて「強さのインフレ」が起きたり、広げた風呂敷を畳めないままむごたらしいラストを迎えてしまったり、キャラに人気が出ると、安易なスピンオフ作品を
たまたま時間が空いたので15分980円という看板が出されている床屋にフラフラッと入って、週刊少年ジャンプをパラパラとめくり、こういう時にジャガーさんとかこち亀があるのは助かりますよね…だって前後読んでなくても関係ないもんね、などと読んでいたら「どうぞー」なんて言われて、床屋椅子に座って「どうします?」と聞かれたので、どうしますってそんなもん髪切って下さいよ散髪しに来たんだからとか思いつつ、そんなことはもちろん口には出さずに「耳が出る感じで、ええ、毛先すいてもらえますか。ああいや刈り上げないでください」なんつって、やってもらってたらなんだか明らかに様子がおかしいというか、なんとなく適当な感じが漂ってきたんですよ理容師さんから。でもまあ人それぞれやり方ってもんがあるだろうから口出しするのもはばかられるし、最終的にはきちんとした形になるだろうと思って、一応の信頼を寄せていたら、二枚合わせの鏡持っ
うおー、月曜日だ。死にたい。自殺したい! と絶賛考え中なのだが、実際死ぬわけにはいかないので心がアゲアゲになるような素敵な映像を集めている。見ていると自殺どころか、逆に人を殺したくなるようなやつ。まあ結構たまったので、こういうのはみんなと共有しなきゃいかんよなと思うので一気に紹介したい。みんなでブヒアガろうではありませんか。こんな週の始めも、たまにはあっていいはずだ。 もう究極のアガる映像となれば、これ以上のものはないだろうと軽く断言してしまう。映像の覚せい剤。サタニスト高橋「将軍拷問」ヨシキ所長の手によるコラージュ映像で、所長のイベント東雲会のテーマ「スーパーホロコーストアナルファック」である。「カリギュラ」や「地獄の黙示録」「ダーティ・ハリー」「エクソシスト」「悪魔のいけにえ」「ビデオドローム」の残虐シーンを盛り込んでおり、首が飛び、血が飛び出す危険な映像だが、これにビールがあればあと
なんだかたまに思い出すのだけど、十代の頃にやっていた仕事でいまだにあまり意味の解らないものがある。思い出しているのになんの仕事だったのかよく解らない。その会社というか工場的な所で確かアルバイトをしていたのだと思うのだけど、普段はピッキングだとか在庫確認だとか棚卸しみたいなことをやってたような気がするんだけど、仕事がないと地下に回されるのであった。その地下って所がなんだか不思議なところで、巨大な滑り台みたいなところに段ボールやら折りたためるプラスチックの箱が振ってくる場所で、その滑り台の一番下で俺やら年齢不詳だけど明らかにおっさんの人とがたいのいいおばさんと南米あたりからやってきたという外人さんが段ボールを潰したり箱をわけたりするというようなことを行っていた。当時まだ夢見がちだった十代の俺はそこに回されるのが心底嫌であった。暇なときには本当にすることがない感じなのに突然バッカーンとかものすご
ああ、昔はよかったなあ! まったく、今はなってないよ。とになくなってない。 と思っている。さんざん、そう語る人を馬鹿にしてきたのだが。いや、何がって言えばおっぱいの話ですよ。もう消費尽くした感ばりばりのOZMA問題だが、女の裸が出てきただけで抗議がんがん。しかもそれはボディースーツなのだから、どこまでも果てしなくしょっぱい話である。 しかしまあ確かに紅白は、一応歴史と品格のあるプログラム(アメリカのスーパーボウルに匹敵する……というか、あっちはジャネットの黒乳首がポロっといって大騒動になったものだが)という幻想が世間の間にはあるので、ある程度の騒動になるのは必然だとは思う。くだらないけどね。 で、腹が立つのは民放である。また例によって「いかがなものか」調でNHK叩きをしているが、「何言ってやがる。こねやろ」って感じだ。ついこの間まで、あんたらはリアルおっぱいをがんがん人様のお茶の間に届けて
タイアップ 大企業と音楽の連動 タイアップ どちらにもメリットあるぜ ポリシーよりも 彼女に服を ひよったんじゃねえぜ 心のままさ 「タイアップ」筋肉少女帯 http://www.mirror-ball.net/(犬にかぶらせろ!) http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/(B面 犬にかぶらせろ!) フリー編集者にして大物ブロガーの犬株さんこと速水健朗氏の著作「タイアップの歌謡史」を読んだ。 しかし読み終えてつくづく「天邪鬼な人だ」とニヤニヤしてしまった。前々からひねくれ者だとは思っていたが、「惚れ惚れするほどのひねくれ者」と思い直すことにした。これは褒め言葉であって、ひねくれた天邪鬼な人だからこそ、凡人とは違う新鮮な視点を持っているのである。 どの辺がひねくれているかといえば、そもそもタイアップなるもの自体が、世間は肯定的には捉えてはいない。いや世間はどうかはわから
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く