ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (22)

  • 今月末発売『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子2』 - 深町秋生の序二段日記

    さて、今月30日(28日ぐらいから発売が始まる感じです)に、新作『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子2』(幻冬舎文庫 630円)が発売されます。どうぞよろしく。 上野署のマル暴女刑事、八神瑛子の第二弾です。『アウトバーン』の続編になりますね。 相変わらず警棒で悪党をぶん殴ったり、違法捜査でワナにはめたり、ワルとつるんだりと、そういう話でございます。 壊滅された北朝鮮ルートに代わり、東京都内には急激にメキシコ産覚せい剤が出回っていた。メキシコ最大の麻薬カルテル“ソノラ・カルテル”が日に販路を見出したのだ。需給バランスが崩れるほど、秘密かつ大量に出回るシャブに、縄張りを荒らされている関東の広域暴力団印旛会は、八神にある依頼を持ちかける。「カルテルのルートを潰すために協力してくれ。死んだ夫の真相を知りたければ」 印旛会は販路を潰すためにある秘策を練っていたが、メキシコ麻薬組織と提携し、メ

    今月末発売『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子2』 - 深町秋生の序二段日記
    azakeri
    azakeri 2012/03/13
    買うよ!
  • 深町秋生の序二段日記

    プロレスラーの失敗はなぜこうも面白いのだろうか。 宝島社のムック「プロレス下流地帯」はプロレス氷河期時代における墓場荒らしみたいな内容でとてもおもしろかった。売り切れ&大増刷がなされたらしいのだが、プロレスファンとしては複雑な心境である。 今回は、「堅実経営」「プロレス界の盟主」と言われたノアの凋落を取り上げていた。テレビ中継の打ち切りと、やることなすことが堅実というよりただの中途半端で終わっている現状と、深刻な内部抗争を取り上げていた。 また養豚場で働く安田(作業服が板についている)や首を切られた新日の田山レフェリーの告白、道場すら持てないゼロワンの苦境を語るジュニア戦士高岩のインタビューなどが胸を打つ。 しかし何と言ってもおもしろすぎたのは試合よりも団体経営自体がスペクタクルすぎてファンにはこたえられなかった長州のWJだ。経営の中心人物で90年代新日黄金期を築いた永島勝司の著書に基づ

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    azakeri 2009/04/15
    マグマってる
  • 深町秋生の序二段日記

    いっしょういっしょにいてくれや〜 ノワール小説の帝王、アメリカ文学界の狂犬、ジェイムズ・エルロイ先生の「獣どもの街」を読んだときに思い出したのは三木道三の(聴いてて気持ち悪くなる)歌だった。読んだの1年前ぐらいだけど。 http://movies.foxjapan.com/fakecity/(フェイクシティ ある男のルール) ちなみに明日公開のキアヌ主演「フェイクシティ」が超愉しみ。脚とストーリーを直接手がけたのがエルロイ先生なのである。ハリウッドの勧善懲悪をくつがえすダーティな話になることだろう……と信じたい。丸腰のメキシコ野郎をいきなり撃ちぬき、死体となったその手にぐぐっと拳銃を握らせるLAPDの白人刑事(エルロイ小説における基アクション)。こういうノリでいっちょ頼むという感じ。これでこそコーラとポップコーンもばくばくと進みに進むというもの。人助けの役人や医者が活躍する作品なんかも

    深町秋生の序二段日記
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    azakeri 2009/02/13
  • 深町秋生の序二段日記

    上杉隆氏の「ジャーナリズム崩壊」を読んだ。 感想を率直に述べるとあまり面白くはなかった。 なにがどう崩壊しているのだろうとわくわくどきどき期待していたのだが、書で取り上げられていたのはなんと記者クラブについてだった。記者クラブだけといってもいいと思う。 メディアに批判的な目をもつ人間ならば、日の記者クラブがどれほど問題を抱えているかというのは多かれ少なかれすでにいやというほど知っていると思う。しかし書の内容は「記者クラブというのは権力に弱くて閉鎖的で談合しまくってて」といったもので今さら感がかなりぬぐえなかった。なにか違った部分を取り上げるわけでもなく、最後までとことん「記者クラブってのはいくないなあ!」という意見が続くのだから困ってしまった。「欧米のジャーナリズムはなかなかに立派だが、それに比べて日は」というスタイルもちょっと困りものだ。欧米のジャーナリズムが立派ならなぜ去年はパ

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    azakeri 2008/08/22
    ハッシュ ハッシュ
  • 深町秋生の序二段日記

    今週末、たぶん早いところなら明後日には発売されると思う。 今日は自著の宣伝。3作目「東京デッドクルージング」のお話。 2015年の年の瀬。オリンピックが湾岸で開催されるが、格差とインフレですっかりスラム化が進んだ国際都市東京が舞台。 そのころの日は、市場開放路線を取ったおかげで多くの外国人でにぎわう反面、外国人狩りにはげむ暴走族や自警団がうろつき、国粋主義団体や宗教団体が貧乏な若者を洗脳しては自前の私兵を持ち始め、関西のお笑い芸人が首相になり、監視社会&ド貧乏路線をまっしぐらに突っ走り、かなり終末の臭いを漂わせているという状況である。 CIAの業務委託仕事をしている国粋主義団体の民兵倉田は部下をともなって、アジア人が集まる池袋のクラブを襲撃。「人命ほど安いものはない」という価値観のもと、多くの人間を殺害しながら中国政府の要人を拉致して逃亡。しかし倉田らにクラブで殺害された脱北者の肉親が復

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    azakeri 2008/08/08
    マストバイ
  • 深町秋生の序二段日記

    作家石原慎太郎は、前にいたやじ馬の尻に銃弾が当たるのを見た。 昭和40年7月、うだるような暑さに包まれた東京の夕刻。渋谷でのことである。 すでに渋谷は異様な事態に陥っていた。駅前(タワレコのほうだった……)にある「ロイヤル銃砲店」をぐるりと警官やパトカーが取り囲み、またその周囲には、ライフルの銃弾が無差別に飛び交っているにもかかわらず、数千人のやじ馬が集まっていた。石原もまた「渋谷がえらいことになってるぞ!」と友人から聞き、三崎のヨットハーバーに向かう予定を変更して、やじ馬の一人にくわわったのだ。 すでに山手線もストップしてしまい、まるで電線に止まった鳥のように線路には多くの人々が集まっては、事件の行方を見つめつづけ、あるいは店に向かって投石を繰りかえしていた。空には爆音を轟かせながらヘリコプターも飛んでいる。ロイヤル銃砲店に立てこもった少年が次々とライフルを発砲し続けたため、警官とやじ馬

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    azakeri 2008/06/13
  • 深町秋生の序二段日記

    久しぶりに音楽の話題。 音楽はどうしても読み手を選んでしまうから、めっきり取り上げなくなったけれど、どうしても一人紹介しておきたい。去年はとにかくPerfumeばかり語ってたし。(あ〜ちゃん誕生日おめでとう!) まあ私などが紹介なんぞしなくとも、CD屋とかででっかく棚展開をしていて、かなり売れているようだ。スロバキア出身でアメリカにわたってデビューしたTomiという男である。彼のアルバムがすこぶるいい。はずれ曲がない。すべて自分で作詞作曲。プレイもプロデュースも全部自分というプリンス仕様。上質なファルセットボイスとサウンドが実にいい。 しかし一番注目すべきところは実にR&Bシンガーらしいところ。R&Bやポップス方面ならではの変態性がびんびんに伝わってくるのだ。 R&Bやポップスの世界というのは、ロック業界よりもたぶんひどい。道徳や法の及ばない退廃的な世界である。ロッカーはもっぱらクスリと自

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    azakeri 2008/02/15
    低音ブイブイ+ファルセット
  • 深町秋生の序二段日記

    さて昨夜は幕張メッセでレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライブがあった。 1万人は超えているであろう人・人・人の波にもまれながら、90年代最強のロックバンドであった彼らの人気の根強さを見たような気がした。再結成というビッグニュースや、この先いつまでもやり続けるとはとても思えないことを加味しても、まあすさまじい集客力である。 単独でこれほど集められる洋楽ミュージシャンはそうはいない。 ……というただレイジ褒めをしたいわけではない。最近の洋楽ライブには抱き合わせ&お祭りによる短時間アソートばかりが目につく。70年代〜90年代の音楽を愛好してきた人間の目から見れば、単独でのライブというのが減っているように思えるのだ。 抱き合わせは、伝説のライブフェスティバルをやっちまって洋楽ファンを騒然とさせたウドー音楽事務所で多く目にする。 http://www.st.rim.or.jp/~r17953/i

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    azakeri 2008/02/10
    素直になれない興業
  • 深町秋生の序二段日記

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071220-00000948-san-soci(「ブス」書き込みに逆上!女子中学生ら男子中学生をリンチ ) しかし昨日のこのニュースに興奮してしまった。十人もの少女らがよってたかって男子をリンチ! 公園で全裸にして根性焼き! ニュースを見て、瞬間的に物語を作ってしまった。便所に置いてある清掃用のモップかなんかを手にしながら、ワルそうなリーダー格のスケバンが言うのである。柄のあたりを掌でぺしぺし叩きながら。 「これをあたいのペニスと思いな」 ズブリ!! ってな感じ。あとはさんざん殴る蹴るの暴行をくわえられているにもかかわらず、 「なにおっきくしてんだい! いやらしい!」 ボカボカ! などという展開もええなあ。まあ口調が東映スケバン路線みたいなのはご愛嬌。上半身裸の杉美樹や池玲子であればなおよし。 しかしこんなワルそう

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    azakeri 2007/12/22
    元気いっぱい!
  • 深町秋生の序二段日記

    去年からずっと心待ちにしていたのだけれど、ついに10月12日にデイヴィッド・ピースの敗戦直後ノワール「TOKYO YEAR ZERO」が発売される。 ピースといえば、赤字と失業率の高さ、IRAのテロ、それにサッチャーの保守路線で瀕死状態の地獄のようなイギリス北部を描いたヨークシャー4部作で有名な作家である。ちなみに日在住だ。 実のところヨークシャー4部作の日での評価はあまり高いとはいえない。2作目は後半になってくると、まったくついていくことができず、4部作通してもオチがついていない(ようにしか思えない)などなど、暗黒度のポテンシャルは極めて高いものの、どうにもストーリーについていくことが困難なところがあった。 しかし今回は相当期待できるだろう。ピースとタッグを組んだのが、文藝春秋で怪しげな海外ミステリを送り出し続ける名編集者Nさん。文春文庫で妙にド暗黒で鬼畜な海外ノワールが発売されるの

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    azakeri 2007/09/30
    文春を信用
  • マンガと夢の世界 - 深町秋生の序二段日記

    マンガは日でもっとも先端を走っている娯楽だ。 というようなことをフランス文学者でマンガ評論家の中条省平教授がかつて仰っていた。「ニートという言葉が一般社会に浸透しつつあると思っていたら、ニートをテーマにしたマンガがすぐに登場した。しかしニートなる言葉が登場する以前から、古谷実はすでにニート屈を描いていたと思う……」とか。ちょっとうろ覚えだけれど、そんな感じ。で、私も深々とうなずいたものだ。 だが最先端を走る作品がある一方で、とんでもなくマンネリ、停滞、モラトリアムという言葉を当てはめたくなる作品もごろごろしているのもマンガの世界である。人気があるからという理由でいたずらにストーリーが引き伸ばされていたり、「次はわしじゃーい」みたいに新たな敵が現れて「強さのインフレ」が起きたり、広げた風呂敷を畳めないままむごたらしいラストを迎えてしまったり、キャラに人気が出ると、安易なスピンオフ作品を

    マンガと夢の世界 - 深町秋生の序二段日記
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    azakeri 2007/04/18
  • 深町秋生の序二段日記

    うおー、月曜日だ。死にたい。自殺したい! と絶賛考え中なのだが、実際死ぬわけにはいかないので心がアゲアゲになるような素敵な映像を集めている。見ていると自殺どころか、逆に人を殺したくなるようなやつ。まあ結構たまったので、こういうのはみんなと共有しなきゃいかんよなと思うので一気に紹介したい。みんなでブヒアガろうではありませんか。こんな週の始めも、たまにはあっていいはずだ。 もう究極のアガる映像となれば、これ以上のものはないだろうと軽く断言してしまう。映像の覚せい剤。サタニスト高橋「将軍拷問」ヨシキ所長の手によるコラージュ映像で、所長のイベント東雲会のテーマ「スーパーホロコーストアナルファック」である。「カリギュラ」や「地獄の黙示録」「ダーティ・ハリー」「エクソシスト」「悪魔のいけにえ」「ビデオドローム」の残虐シーンを盛り込んでおり、首が飛び、血が飛び出す危険な映像だが、これにビールがあればあと

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    azakeri 2007/03/19
  • 深町秋生の序二段日記

    ああ、昔はよかったなあ! まったく、今はなってないよ。とになくなってない。 と思っている。さんざん、そう語る人を馬鹿にしてきたのだが。いや、何がって言えばおっぱいの話ですよ。もう消費尽くした感ばりばりのOZMA問題だが、女の裸が出てきただけで抗議がんがん。しかもそれはボディースーツなのだから、どこまでも果てしなくしょっぱい話である。 しかしまあ確かに紅白は、一応歴史と品格のあるプログラム(アメリカのスーパーボウルに匹敵する……というか、あっちはジャネットの黒乳首がポロっといって大騒動になったものだが)という幻想が世間の間にはあるので、ある程度の騒動になるのは必然だとは思う。くだらないけどね。 で、腹が立つのは民放である。また例によって「いかがなものか」調でNHK叩きをしているが、「何言ってやがる。こねやろ」って感じだ。ついこの間まで、あんたらはリアルおっぱいをがんがん人様のお茶の間に届けて

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    azakeri 2007/01/20
  • 深町秋生の序二段日記

    タイアップ 大企業と音楽の連動 タイアップ どちらにもメリットあるぜ ポリシーよりも 彼女に服を ひよったんじゃねえぜ 心のままさ 「タイアップ」筋肉少女帯 http://www.mirror-ball.net/(犬にかぶらせろ!) http://d.hatena.ne.jp/gotanda6/(B面 犬にかぶらせろ!) フリー編集者にして大物ブロガーの犬株さんこと速水健朗氏の著作「タイアップの歌謡史」を読んだ。 しかし読み終えてつくづく「天邪鬼な人だ」とニヤニヤしてしまった。前々からひねくれ者だとは思っていたが、「惚れ惚れするほどのひねくれ者」と思い直すことにした。これは褒め言葉であって、ひねくれた天邪鬼な人だからこそ、凡人とは違う新鮮な視点を持っているのである。 どの辺がひねくれているかといえば、そもそもタイアップなるもの自体が、世間は肯定的には捉えてはいない。いや世間はどうかはわから

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    azakeri 2007/01/17
  • 深町秋生の序二段日記

    さて、いじめ。 もう一億全員がいじめ評論家となったのか、「私のいじめ論」というのをあちこちで見かける。傷ぎみでさえある。そして中には素晴らしいものもあって、もうあれこれ語るのもいいかなと思ったのだが、けじめをつける意味で一応。 いじめをなくす方法は実は2つもある。一つは脳をロボトミー手術して凶暴因子を取り除くこと。もう一つは全部個人授業にして、コミュニケーションを取らせないようにすること。友人もできないが、まあいじめはこれでなくなるだろう。駅前留学や大型予備校みたいに授業も通信教育みたいにすれば、教師とのいざこざもなくなる。 これは当然ジョークだとしても、ジョークと言い切れないところもある。これは裏を返せば人間同士がコミュニケーションを取り続ける限り、どうしたっていじめは生まれてしまうというところ。だからブログの中には「いじめをした人間には罰を」と罰則規定を設けようという意見があったが、

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    azakeri 2006/11/03
  • 深町秋生の序二段日記

    娯楽小説なんか書いてると「何を敵にしようか」と日々考えてしまう。 こそっと宣伝させてもらうが、11月4日にヒステリック・サバイバーという新作を出すのだが、この場合の敵は子供を狙った犯罪とか悪い教師とか悪い若者に脅える地域社会そのものにさせてもらった。 思えば、今は結構「敵」をつくるのが難しい時代だ。ホットな悪役でわかりやすい敵はそりゃ北朝鮮だが、それもイージス艦を乗っ取ったり、福岡を急襲したり、偽ドル作ったりと、かなり消費された感がある。(いろんなことをする悪の総合デパートだ。今なら核爆弾もセール中)なにせ日々、マスコミがあっという間に「敵」を作っては、焼畑農業のように一ヶ月くらいで消費しつくしてしまうので、せこせこ文章を書いている間に、誰も興味を持たなくなってしまいそうな気がしてこわい。タリウムも平塚の殺人も、もう忘却の彼方だ。 大好きなアメリカ映画も最近までは、ずっと敵を作るのに困って

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    azakeri 2006/10/22
    日本での「敵」についてすこし考えてみた
  • 深町秋生の序二段日記

    http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20060914(麻草さんのブログより) 何がとにかく苛々するかといえば、もう長い間邦楽で切れ味鋭いプロテストソングを耳にしていないところ。上記のようにとにかく苛々させてくれる馬鹿議員だのが好き勝手にくっちゃべってくれてるというのに。ああ苛々するぜ。私の捜し方が甘いせいか、気を吐いているのはマキシマム・ザ・ホルモン、殺害塩化ビニールのパンク、ライムスターといったごく一部のヒップホップぐらいに思える。 くそ、何がそんなに「愛」だの、「届けこの想い」だの「億千の星〜」だ。バーカ。とりあえず乃風死ね。 というわけでないなら自給自足しかないなと反抗ソングの詞をつくってみた。あきを。ヒップホップ風。 お前ら振ってるダッセエポン刀 おれから言わせりゃ抱腹絶倒 徴農ほざくやつらは街娼 議員やるよりおれのを吸引 ケツも蹴られてみんな入

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    azakeri 2006/09/20
    ライム やるか
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    http://d.hatena.ne.jp/azakeri/20060730 はてな界の叙情派あざけり先生など、多くの信頼できるブロガーたちが熱く紹介している腹肉つや子さんのを購入して読んだ。 いやあ、これはおもしろい……。 思わず「……」と三点リーダをつけてしまうが。というのは、この日記エッセイは読んで爆笑するというタイプではなく、暗い暗い歪んだ笑みを浮かべながらひっそりと読むタイプではないかと感じたから。このの著者である腹肉氏(すごい名前だ)の視点や世界観というのは、デルモンテ平山氏(=平山夢明)や根敬氏のように、できれば人間、あまり目にしたくはないなあという社会の暗い闇で構築されているからだ。その下水道のような世界をマゾヒスティックに書き連ねている。 作者は漫画家としてデビューしたものの、その後すぐに頓挫してしまい、出会い系サイトのサクラ(ひっかかる馬鹿なカモを生かさず殺さずメ

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    azakeri 2006/09/12
    本気でツヤ子さんはかなりいいと思う
  • 深町秋生の序二段日記

    今、虐待がアツい! ヤバい! と個人的に思うわけです。ほら、人間とか子とか(あれは虐待じゃないか)いろいろイジメたりメシをやらなかったり、熱湯かけたり、殺したりとバリエーションに富んでるわけなんですが、近年の小説でも当にたくさんあるので、いい機会なので紹介しよう。虐待がテーマとなってるやつ。 そもそも日でも今ではすっかりおなじみの幼児虐待だが、やはり最初に問題視されるようになったのはアメリカでありました。で、幼児虐待といえばネオハードボイルドの第一人者であるアンドリュー・ヴァクスを外すわけにはいきません。というかヴァクスといえば幼児虐待。幼児虐待といえばヴァクスと言われるくらいに、ずっとこの虐待という問題を取り上げ続けたお人であります。この人の作品にはニューヨークの探偵バークシリーズという傑作がありますが、「バークが捜査を続けるとそこには幼児虐待という現代が抱える暗い闇があった……」

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    azakeri
    azakeri 2006/08/25
    大好きな作家ばかり!
  • 深町秋生の序二段日記

    臆面 おく‐めん 気後れした顔つき。臆したようす。「―もなくしゃしゃり出る」 大辞林 映画テレビを見たり、マンガを読んだりしていると「まあなんと臆面もない」と口走ることが多くなった。たぶん年をとったせいだろう。 とくにマンガがちょっとすごい。いや、じゃあ昔は分別や奥ゆかしさがあったのかといえば全然そんなこともないのだが。今日はもうみんなご存知の小ネタ。 たとえばちょっとした話題になっているのが、週刊マガジンのこれである。 http://image.blog.livedoor.jp/michaelsan/imgs/d/b/dbe1bc2c.jpg(真島ヒロ先生の新連載) 昔からおめえ大人気マンガのアレのパクリだべ? などと言われ続けてきたというのに、さらに海賊話にいくとは。火中の栗を拾いにいくというか。「目には目を、歯には歯を!(ガブ!)」って感じだ。やり過ぎというメッセージからすると当然

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    azakeri 2006/08/10