年を取ると「男らしさ」は失われていく。残念なことだが、いつまでも若い頃の外見・体力・健康は保てない。それを防ぐにはどうすればいいのか? この連載では第一線で活躍する専門家たちに、「男のアンチエイジング」の最先端を解説してもらう。今回のテーマは「座りっぱなしと病気との関係」。座りっぱなしで体を動かさないことはタバコを吸うのと同じくらいに体に良くないらしい。日本抗加齢医学会理事長を務める慶應義塾大学医学部の坪田一男教授に解説してもらう。 セデンタリー(Sedentary)という言葉をご存じだろうか? 意味は「座りっぱなしで体を動かさない」こと。単なる運動不足ではなく、長時間じっとしている状態を指す。仕事はデスクワークが中心という人も多く、現代人には特に珍しくない状態だが、最近の医学界ではこれが「寿命を縮める」と注目されている。 日本抗加齢医学会理事長を務める坪田教授はこう話す。 「セデンタリー
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