近い将来に大きな問題となるのが、自分や身近な人が亡くなった時における大切な写真やメール、インターネットサービスなどのデータだ。この「デジタル遺品」について解説しよう。 ある日来た「デジタル遺品」の相談 筆者が「デジタル遺品」に興味を持つきっかけは、10年以上も前に女性から届いた1通のメールからだった。そこには50代の夫が急死したこと、今までの家庭の資産管理を全て夫が行っていたこと、夫が資産のほとんどについて自分のPCで作業をしていたこと、自分がPCについては全くの素人であること、パスワードも分からないこと――などが記され、どうしていいか教えてほしいということであった。 その後、筆者はパスワードを解析して奥さんに知らせ、基本的なPCの操作方法は知っているようなので、ご自身で作業してほしいと伝えた。そこでの重要なポイントを次にようにお伝えした。 どういう金融機関(銀行、証券、保険など)で、どう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く