IEの独自拡張filterプロパティでCSS3を再現 前回紹介したCSS3の機能は、Internet Explorer(以下IE)8以下ではサポートされていません。今回は、クロスブラウザなテクニックとして、IEの独自拡張であるfilterプロパティを使ってCSS3の表現を再現する方法を紹介します。 filterプロパティは、テキストや画像を透過させたり、影を付けたり、色を変えたりと、さまざまなフィルタ効果を指定できるIE独自のCSSプロパティです。これらのフィルタ効果を利用すれば、画像やJavaScriptを利用せずに、CSS3のようなドロップシャドウやグラデーションなどの表現ができます。 filterプロパティには、IE 5.5以上で使用できる効果と、IE 4以上で使用できる効果があり、書式がそれぞれ異なりますので注意しましょう。本稿では混同しないように、より広い機能に対応している、IE
Internet Explorer 9正式版のHTML5/CSS3/SVG対応:特集:Web制作者&開発者のためのIE9概説(後編)(1/3 ページ) 連載目次 前編に引き続き、Internet Explorer 9(以降、IE9)正式版の新機能について解説する。後編である今回は、IE9の主要なHTML5/CSS3/SVG対応機能を紹介する。 ■4. HTML5対応 最近、HTML5への注目度が高まっている。2011年6月に米国で行われた「次期Windows 8(コード名)プレビュー・イベント」で、「“HTML5”で記述できるWindowsネイティブ・アプリケーション」(まだ詳細は不明)という新しいアプリケーション種別が登場することが発表されたことからも、その勢いは増すばかりだ。特にグーグルが強力に推進している印象のあるHTML5だが、マイクロソフト技術系である.NET開発者も大きな関心と
次世代Web技術である「HTML5」を主要ブラウザーが一斉に実装し始めている。WebサイトやWebアプリケーションの作り方が大きく変わる可能性があると同時に、ターゲットブラウザーの選択も見直す必要が出てくる。主要ブラウザーのそれぞれについて、この春の動向を見ていこう。 【関連記事】 変わるブラウザー HTML5時代が目前! 本気で学ぶJavaScript HTML5で制作したサイト「The Shodo」を解剖する IE:「9」が正念場 2年ぶりのメジャーバージョンアップを果たしたという明るい話とは裏腹に、IEは今、正念場を迎えている。4月26日にリリース(日本以外では3月14日にリリース)された「9」や、MIX11で初披露された「10」が、「6」「7」「8」と同じシェアを獲得できるかどうかは、全く分からない。 IE9はWindows Vista/7でしか動かないが、PCのOSにおけるそれら
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