<みきーるの愛猫捕獲記vol.2> いまや空前の猫ブーム。猫関連市場はにぎわい続け、“ネコノミクス”の経済効果は年間2兆円にも上るといいます。 愛猫との日々はかけがえのないものですが、もし、大事な猫が逃げてしまったら――!? 前回『愛猫が逃げちゃった!猫探偵とスマホを駆使した「猫探しのポイント5」』で、ふとした隙に猫に逃げられ、困り果てていたとき、私はひとりのエキスパートにたどり着きました。それが、日本で唯一の“猫探偵”塩谷吉孝さん。塩谷さんに、猫探偵のなんたるかを訊いてみた。 ――猫探偵になったきっかけを教えてください。 塩谷さん:もともとは自衛隊にいたんですよ。それからいろいろやって、ある時ペット探偵をしていた知人に誘われて、仕事を手伝ったのがきっかけです。元来、無類の猫好きでしたし、「どうせなら、猫専門の探偵をやりたい」と思って独立しました。 ――猫が逃げたとき、電話で無償のアドバイ