モダンなプログラミング言語が多数登場した現代においても、C言語は重要な言語です。具体的に言うと、多くのプログラミング言語(あるいは言語ランタイム)がC言語で実装されていたり、OSのAPIはC言語のインターフェース(ABI)で提供されている場合が多かったり、異なるプログラミング言語間で関数呼び出しをしようとするとC言語のABIがベースとなったりします。 そんなC言語ですが、登場時から現代まで、少しずつですが進化を遂げています。その過程では、「この機能は良くなかった」ということが判明し、非推奨になったり削除された機能もあります。この記事では、C言語のそのような「良くなかった」機能を紹介します。 gets 関数 C言語には、誤って使うとバッファオーバーフローなどの問題を引き起こす関数が多数用意されています。例えば、