OpenSMTPD 5.3が三月にリリースされました。そして、四月になってバグ修正とLMTP対応版であるOpenSMTPD 5.3.1がリリースされています。公式の発表でも言及されていますが、5.3が最初の安定版です。 今年の始め頃に書いた「OpenSMTPDの試運転と設定/OpenBSD 5.2」と「OpenSMTPDとmaildropで仮想メールボックス環境を構築」の記事で例示した設定ファイルはそのままでは5.3.1では動かなくなっていますので、今回はOpenBSD 5.3.1 portable版をCentOSで試運転した話を書きます。 OpenSMTPD 5.3.1 on CentOS 6で試験する内容 バーチャルドメイン対応とMaildir/への配送 LAN(192.0.2.0/24)内からのメールはリレーする 特定のドメイン宛メールはGmailやSendGridのSMTPサーバへ